🍠紀伊山地の霊場と参詣道を中心とした神社・仏閣・文化の解説🍠

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熊野古道

熊野詣|歴史・熊野御幸|解説

 この記事では、熊野古道を歩んで熊野三山をめぐる熊野詣の歴史と皇族による熊野詣(=熊野御幸)について知ることができます。 熊野詣の歴史  熊野の地は古代より山岳宗教・修験道の聖地として知られていました。  平安時代から中世にかけて、上は皇室から下は一般庶民まで多くの人々が熊野の神々と仏のもとへ足を運...
熊野三山の闘鶏神社の花

熊野三山の神々と仏|解説

 この記事では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山の信仰のあり方について時代ごとに知ることができます。 熊野三山とは  霊場として著名な「熊野三山」は三重県・和歌山県・奈良県にわたる紀伊山地の南東部に位置しています。  相互に20~40kmの距離を隔てて位置する「熊野本宮大社」「熊...
熊野の神仏習合を代表する稲荷神社

熊野における神仏習合|解説

 この記事では、熊野三山の位置する熊野の地における「神仏習合」の信仰について、その歴史と特徴を詳しく知ることができます。 「熊野」の概観  奈良や京の都から隔絶した熊野は、日本の中において長きにわたって別世界であると考えられてきました。   太古より熊野は死者の国・黄泉の国に擬せられ、死者の霊魂が住...
徐福公園

徐福|徐福公園・徐福の宮|解説

 この記事では、熊野地域に漂着し、この地方に先進的な文明をもたらした伝説を持つ徐福(じょふく)について知ることができます。  徐福を祀った「徐福の宮」と、徐福の功績を記念して建てられた「徐福公園」についてもあわせて解説しています。 徐福とは  徐福とは、中国の秦朝(紀元前3世紀頃)に仕えた著名な方士...

補陀落山寺④|補陀落渡海の実態・金光坊の補陀落渡海|解説

 この記事では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山の一角の古寺、補陀落山寺で行われてきた捨身行、補陀落渡海の実態と具体的な渡海僧の事例について知ることができます。  補陀落山寺③|補陀落渡海の背景|解説の記事の続きです。 補陀落渡海(ふだらくとかい)の実態  補陀落信仰に基づき、千...

補陀落山寺③|補陀落渡海の背景|解説

 この記事では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山の一角の古寺、補陀落山寺でかつて行われてきた補陀落渡海の背景について知ることができます。 補陀落渡海(ふだらくとかい)の背景  熊野地方の浜には、慈悲の仏である千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)の主宰する南方の浄土「補陀落浄土(...

補陀洛山寺②|本尊・熊野三所大神社

 この記事では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山の一角の古寺、補陀落山寺のご本尊と補陀落山寺に隣接する古社の熊野三所大神社の概観・ご利益・アクセスについて知ることができます。 ご本尊  熊野地方に仏教が広まっていくとともに、那智の地は千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)の補陀落...

大門坂|概観・平安衣装について

 この記事では、熊野那智大社・飛瀧神社(那智の滝)・青岸渡寺にいたる那智山の古道、大門坂についての概観を知ることができます。 概観  熊野古道のシンボル的存在であり、1000年以上も昔から参詣者を迎え入れてきた古の参道で、日本三大古道の一つに選ばれています。  かつては、坂の上に大きな門があったこと...

飛瀧神社(那智の滝)②|祭神・境内

 この記事では、熊野三山の一角、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の祭神・境内の様子について知ることができます。 祭神  133mもの高さから断崖を流れ落ちる「那智の滝」そのものが熊野那智大社の別宮、飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の大己貴命(おおなむちのかみ)すなわち大国主命(おおくにぬしのみこと)の御神...

青岸渡寺③三重塔|概観・建物内部の様子

 この記事では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野三山の一角を構成しており、西国三十三箇所観音霊場の第一番札所としても名高い青岸渡寺の三重塔の概観・建物内部の様子について知ることができます。 概観  鮮やかな朱色をした青岸渡寺(せいがんとじ)の三重塔は、遠景に見える山の緑と近くに見える白い那智...